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| 「syunさんの磯採集の世界」にようこそ はじめてお越しの方は、まずこのページと「自家採集を楽しむにあたって」をじっくりとお読みください。 |
| ■syunさん流「採集のススメ」……タイドプールは面白い ! | |
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タイドプールで採る |
海水魚の採集・飼育という趣味(もう通り越しちゃってるけど・・)をやっていて、よく受ける質問があります。 それは、
「この魚、どこで買ってきたの?」 というものです。その質問に、 「近くの海で、自分で採ってきたのです。」 と私が答えると、やはり大概の人は、信じられないというような顔つきをします。原色の魚たちから受ける「熱帯」のイメージと、私達が住んでいる場所からそう遠くないところにある「海」とは、すぐには結びつかないのでしょう。尤もな話ですね。実際、30年ほど前の私もそうだったのですから。 ところが、これが採れるのです。季節は初夏から晩秋にかけて、黒潮の当たる本州中部以南の磯では、色とりどりの魚達が私を迎えてくれます。代表的なところでは、チョウチョウウオ。所謂「ナミチョウ」から、トゲ、フウライ、チョウハン、セグロ、アケボノといった「色物」まで、さまざまな種類を見かけることができます。 トゲチョウを一度で良いから採集してご覧なさい。黄色ではなく、赤く、そして青いのには腰を抜かすに違いありません。私は何度採っても感激してしまいます。トゲチョウは採集家の「基本」なのです。 チョウチョウウオだけではありません。運が良ければ、サザナミヤッコやタテジマキンチャクダイの幼魚にも出会えることがあります。それもタイドプールで! スズメダイ、ベラ、ハギだって面白いと思います。特に幼魚の頃なんてね。 この夏、皆さんも一度採集に出かけたらどうでしょう。きっと面白い魚に出会えるに違いないと思いますよ。 |
| ■このページの趣旨について | |||
| 場所はヒミツ | このページでは、私または私の採集仲間が採集してきた魚の紹介が中心となっています。(遠征時の成果も含みます。)
私自身の採集スタイルは、基本的には「しおだまり」の中をじっくりと見て回る、所謂「タイドプール派」です。 身体を守る意味でウエットスーツを身につけますが、やってることは「磯遊び」の部類に過ぎません。決して難しいことではないのです。 これをお読みの皆さんの中で自家採集に興味を抱かれた方は、海に行ってよおく目を凝らして「タイドプール巡り」をしてみてください。きっと同じような魚を見つけることができると思います。 このページが、そんな方のための「道標」になれば幸いです。採集道具などのご紹介も、追々このページに載せてゆきたいと思います。 どうぞこのページを楽しんでください。 でも採集場所は秘密です。 それが採集家の最低限のマナーですから。 (メールを戴いても、ここに書いてある以上のことはお応えいたしません。悪しからずご了承ください。) |
In this page, I will introduce about the fish which I collected. We can collect many beautiful and cute fishes in Japan. They come from the southern sea. If you have interest for the collecting of these fishes, you should explore many tide pools. So you can find those fishes. |
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| ■なぜ私が採集場所を公開しないのか?ということ | |||
| とびきり本音 の話 |
私が採集場所を公開しないのには理由があります。
その理由を挙げる前に、私は採集場所をどのようにして知っていったのか?というお話をしましょう。 既に何度も述べているように、私が死滅回遊魚を採集するようになったのは、今から30年ほど昔のことです。この頃の私は、専ら友人のA君や彼のお兄さんの「お供」として採集に行っておりました。つまり自分で探して行っていたのではないのです。ただ単に後を付いて行っただけの話です。つまりきっかけは「人から教わった」というわけなのです。 ではA君やお兄さんはどうだったかというと、これは想像ですが、お兄さんの師匠であるところの「先生」に場所を教わったというのがひとつにあったと思います。つまりまったくの「口伝」、語り告がれていた「場所」というものを彼らは持っていたのです。その意味では、私も「口伝」を受け継いでいることになりますね。 そしてもうひとつ、A君やお兄さんは数少ない「海水魚関係」の本の中から、それこそ「眼光紙背に達する」の気概で、場所の情報を探ってみたりもしていたのに違いありません。事実、数年前にA君から借りてきた故F.Y先生の著作の中には、ロクセンヤッコやサザナミヤッコをどこそこの磯で採集したなどという、それこそヨダレの出そうな記述があるのです。彼らがこれを見落とすなんて、これはもう絶対に考えられません。 一方で当時の観賞魚雑誌には、地名や干潮時にできるタイド・プールの場所まで明記されている記事が掲載されることがありました。これは私も参考にしていました。 もちろん、自分の足で探し当てたという場所、これも沢山あるのは言うまでもありません。 また最近では、ごく近しい仲間から教わった場所というのもあります。この「近しさ」は昨日今日のものではなく、少なくとも2年とか3年の月日の上に成り立っているのですがね・・・。 そうやって私たちは「お気に入り」の場所を次々と開拓していったのです。で、その場所というのが、よほどの天候不順などがない限り、いつも沢山の魚が寄りついていた・・・。 |
魚が採れるというだけではなく、数々の思い出が詰まった採集場所。色々なプロセスを経て知った場所・・・。それはまさに私にとって「楽園」と呼んでもいいくらいの、別世界なのでアリマス。
さて本題。とびきり本音のお話をしましょう。 なぜ私は採集場所を公開しないのか? ここまで読めば分かりますよね。そうです、私は「けち」だからです。分かりましたか? 考えてもご覧なさい、長年かけて知り得た「とっておき!」の情報を、おいそれと話すことなんかできるわけがないじゃありませんか!それもインターネットやパソコン通信上でだなんて恐ろしくてできません。 これはもう「けちん坊」と呼ぶしかないじゃありませんか! 仮にの話ですが、私が採集場所をそれらの媒体を通じて公開したとしましょう・・・。そして採集に行ったとします。そしたらそこは黒山のひとだかり!そして…ううう!これは想像したくもありません。 さて、採集を本当に楽しもうと思うなら、自分の「足」と「頭」の両方を使って採集場所を知るべきなのだと私は思います。なによりもプロセスを大事にしなくちゃいけません。プロセスを踏んで望みの魚をgetしたその喜びといったら、これはもう最高のものです。インターネットやパソコン通信の「会議室」で聞こうなんて安易な考えは捨てることです。それらの情報は、自分に「知りたい!」という情熱があれば、たやすく調べられることなのです。海が大好きで、採集が大好きでたまらない人間から言わせていただければ、そういう安易な考えの人には磯に来て欲しくありません。 でもね、自分の「足」と「頭」で磯にたどり着いた、そういう人は大歓迎。なぜなら、そういう人とは「経験の分かち合い」ができる、そう思うからです。 「採集」を楽しみたいあなた、ぜひあなたの「足」で私たち仲間のところにいらしてください。待っていますよ! |
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| syunさん流「採集のスタイル」……syunさんタイド・プールを行く! | |||
| 何年か前の手帳から、下のような落書きが出てきました。私の採集スタイルがどんなものか大体ご想像できると思いましたのでご紹介します。 身体を保護するのと、体温の保持という理由から、普通はウェット・スーツを付けているのですが、盛夏にはこんな格好で魚を追いかけることもあります。 馬鹿なことをやっているとお思いでしょうが、こういうことをやっている時が一番幸せです。それがたとえ採れなくても。 でもね、そんな私でもフッと思うこともあるのです。 「俺って、なんでこんなことやってるんだろう?」 なんてね。 たかが「採集」、されど「採集」です。 |
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| 然してその実態は? | |||
| 普段はこんな格好でやってます。いや、お恥ずかしい。真似をなさるのは一向に構いませんが、くれぐれもこの姿で街を歩かないでくださいね。足の短いのは生まれつきです。勘弁してください。
この格好に玉網、瓶洗ブラシ(後述)などをブラ下げて歩くワケで、どう考えても「怪しい奴」にしかみえませんよね。 先日会社のボスから、 「お前、ウエット・スーツにモリ持って潜ってるのか?」 と聞かれ(この趣味はそんなもんだと思っているらしい!)、 「玉網を両手に…」 とまじめにお答えしたところ、 「何だか情けねぇ格好だなぁ。ウエット・スーツにゃ、やっぱりモリだろう!」 と笑われてしまいました。 説明するのも面倒臭い…。 |
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| ■採集道具あれこれ | |
携帯酸素![]() |
携帯用の固形酸素(という言い方は正しくないかな?)。 大抵のショップには置いてあります。 タバコのフィルターほどの大きさの固形物です。これを水と一緒に袋に入れます。すると水と反応して酸素が放出するというしかけ。 膨らむことを念頭にパッキングしないと、袋が破裂します。 アローアンスを見ておくこと。 |
携帯用高圧酸素ボンベ一式![]() |
写真は観賞魚用として流通してたもの。チューブの出ている部分がレギュレータで、その右が酸素ボンベ。現在このレギュレータは市販されていません。おそらく生産していないものと思われ、プレミアム付きの一品だあね。 大手デパートのスポーツ用品コーナーで入手できるレギュレータでもOKですが、流量が絞られてるのが難点。前者の「シュバッ」に対し、「シュルシュル」ですから。 なお、高圧酸素ボンベは危険物扱いのため、航空機内には持ち込めません。スプレー式のものも同様です。酸素は現地調達がよろしいでしょう。 (01.08.13) |
| 小魚用隔離ケース(中央) |
バケツ中央に写っているのが隔離ケース。 魚食魚から食べられてしまいそうな小さな魚を隔離するとき、その逆に魚食魚を分けるときに使用します。 作り方と使用方法は「自作のページ」を参照してください。材料は100円ショップに売ってるものだけです。いちどお試しあれ。 使用感はバッチグーです。 (01.08.13) |
網1![]() |
針金にエアチューブを被せ、網自体はホーム・センターで売っている野菜袋(釣り具屋では「海老溶かし網」で売っている)を利用。カタチを自由に変えられるのがミソ。原型は杉浦宏先生の「海水魚の飼い方」に載っていたサラン防虫ネット網です。 使い慣れてるのもありますが、稚魚を狙う私には、これが世界で一番良い網だと思っています。 曲げることができるので、遠征にも持って行けます。 |
網2![]() |
基本的構造は上記の網と同じですが、玉網の「替え網」を使ったバージョンです。取り回しがラク。やや目の粗いのが難。そこそこ大きい獲物には抜群の効き目があるのですが、小さい獲物は目からスルリと抜けてしまいます。(ハイブリッドチョウチョウウオを逃したのが悔しい!) |
| 網3 |
上記の「網1」の網地を別のものに代えて作ったものです。「袋状」になっていない、m単位で売っているものを使いましたから、製作上多少面倒臭い部分があります。でも径に合わせて作れるのがウレシイですね。 網の目は野菜袋と変わりませんから、チビ助でも逃しません。 枠は3.2mmの針金で、それにゴムのチューブを被せたのは「網1」と変わりませんが、一番の改良点は枠下部の青い部分、つまりprotecterです。私はここの部分を酷使しますので、改良versionを作ったという訳です。 はじめのうちは網に拘らなくても良いと思います。でも慣れてきたら色々と工夫をするのも面白いものです。 (00.07.28) |
マスク![]() |
顔の大きさにあったものを選びましょう。でないと悔しい思いをすることになります。(顔に合わないもの、見るからに「安物」というものでは、内部に水がチョロチョロと入ってくることがあります。これでは集中できませんからね。) |
生簀![]() |
広口のポリ容器に縄を付けただけ。移動の途中に酸欠にならないよう、穴を幾つか空けておきましょうね。あと、紐は少しゆるめの方が良いです。岩にひっかかるととれなくなり、危ないことになります。すぐに取れるような工夫をしてください。 ちなみにこれは私のオリジナルではありません。 原型は船橋の「す」さんのイケスです。 |
追い出し棒![]() |
瓶洗ブラシです。われわれはこれを「追出棒」と呼んでいます。細い隙間に魚が逃げ込んだときに威力を発揮します。 |
囲い網![]() |
98年夏に採集に行ったところ、私よりも相当年配のおじさんが、左のような網を手に「採集」に没頭されておられました。
そのおじさんの網をご紹介します。 「巻網」の変形バージョンとでもいいましょうか、実に考えた網ですね。上部の枠は塩ビパイプを繋げており、どうも水に浮くようです。これを魚が逃げ込んだと思しき岩にすっぽりと被せ、中の岩をソーッと持ち上げるというわけです。隠れ場所を失った魚は、もうどこにも逃げ場がなくなり、おじさんの持っている小さな玉網に入ることになります。 持ち運びも楽。機能的な網ですね。 でも私が感心したのは、魚を採ったあとのおじさんの行動です。おじさんはそうして魚を採ったあとの岩を、実に丁寧に「元」に戻していらっしゃるのです。 こういうおじさんに捕らえられた死滅回遊の魚は、きっと長生きするに違いありませんね。 (遊漁で使用できる漁具には制限があって、磯採集では基本的にはタモ網、サデ網のみが使用可です。ただし、潮溜まりで使用する程度なら、こうした網でも許されるのではないかと考えております。詳しくは水産庁 「遊漁の部屋」 都道府県漁業調整規則で定められている遊漁で使用できる漁具漁法を参照ください) |
ストック用具1![]() |
「スカリ」という、生簀の一種です。採集した魚をストックしておくときに使います。 |
ストック用具2![]() |
「カニ網」を生簀として使用するのも良いでしょう。これは折り畳みできるので、携帯には便利です。両側の口を輪ゴムで縛っておけば、小さな魚も逃げ出せません。 |
| コツその1 | |
| やはり何年か前の手帳にとどめておいたカットです。
こういった岩の陰に追い詰めておいて、自慢のフレキシ網で採る。これが私のやり方です。 大抵の魚は、こういった岩の陰に隠れるとジッとしているものです。慌てず騒がず、とにかく落ち着くことが肝心です。ゆっくりと追って行って、「採る」というよりも「網に追い込む」という感じで採集します。バシャバシャ網を振り回すなんてもってのほかです。 |
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| ◆死滅回遊魚 南方で孵化した後、黒潮に乗って本州沿岸に流れ着いた魚。 多くは冬の低水温に耐え切れず、南に回帰できないまま、その生命を終える。 | |
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◆アクロヌルス: | |
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◆警戒色: |