| ■プロローグ・・・Syun さん お魚にハマる |
| 私が海水魚飼育の世界に足を踏み入れるようになったのは、今から30年以上も前、ちょうど高校一年生のころでした。友人であるA君に誘われて始めたのがキッカケで、なけなしの小遣いからステンレスの45センチ水槽を購入し、A君と彼のお兄さんが採集してきた「カゴカキダイ」や「ニザダイ」などを、それはそれは大事に飼ったものでした。そしてその後、A君兄弟に連れられて採集に行きましたところ、「チョウチョウウオ」やら「ソラスズメダイ」などといったカラフルなお魚さんたちが採れてしまって、それはもう有頂天。採集がすっかり面白くなってしまったのでありました。 それからの私はというと、大手海水魚ショップでアルバイトをしては小遣いを稼ぎ、それが貯まってくると、某島や某半島へ遠征に出かけるということの繰り返しです。勉強なんてチットモしません。全く変な少年だった訳です。尤もそうなった責任の大半はA君にあるのですがね。 さてこれからお話しようとするのは、私の経験のありのままです。中には、 「なんだ、一般の飼育書と同じで、技術的なことをひけらかすツモリじゃないの?」 と思われる方もいらっしゃるでしょうが、いえいえそうではアリマセン。実は私は何も知らないのです。私にあるのは失敗ばかりの経験だけなのです。でもその経験をお話することを通して、 「なんだ、そういうことだったのか!」 という“気づき”とか、 「えっ、自分も同じだ!」 という“分かち合い”の気持ちを味わって戴きたいと思うのです。 最新鋭の器具の話や、豪華な水槽の話、ペダンティックな方法論は全く出てきません(もちろん「ヨタ」の類もありません)。私は「お金持ち」でもなく、「科学者」でもないんだから… というわけで、はじまり、はじまり。
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| ■ 第1章 器具のお話・・・ひととおりならホームセンターでも |
| ■まず、水槽 先にも述べたとおり私が最初に使った水槽は、ステンレス枠の45センチ・ガラス水槽でした。今はそのような「古風」な水槽を見かけることはなくなりましたが、当時はそれが主流で、総ガラス水槽なんて高くて高くて、トテモ手の出せるものではありませんでした。(今はどうなっているか知らないけれど、「シーホース」なんていう、結構シャレた総ガラス水槽のメーカーがあったっけ…)
さて、そんな水槽でも結構沢山の魚を入れられるものでして、またそこそこ長い間飼育して楽しむことができたものです。ところが、困ったことがありました。それは今でもそうなのですが、大抵の器具が60センチを基準に作られており、仮に45センチに合うものがあったとしても、少々割高なのです。中には45センチに合うものがなかったりする器具があって、閉口することもしばしばでした。
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| ■濾過装置
私の自作の始まりが塩ビのパイプを使った「底面フィルター」です。無論昔からいくつかの濾過装置はあったのですが、これもやはり手が出ない。私のアルバイト先は「Y式上部濾過」の特許を持っている店でしたが、毎日店の水槽に設置してある濾過装置を眺めては
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| ■ 第2章 海水のお話 |
| ■天然か人工か
私が最初にセットした水槽には、人工海水と天然海水を半分ずつ使いました。当時の私のバイブルともいうべき、「海水魚の飼い方」(杉浦 宏先生著)には、ホンの少しであっても天然海水を使うべきであるという主旨の説明があったからです。で、果たしてそれがどうだったかと言うと、いったいどうだったんでしょうかねぇ…。 |
| ■ 第3章 スターティング・フィッシュのお話 |
| ■手ごろな魚に
私が最初に水槽に入れたのは、もちろん自家採集の魚です。冒頭述べたA君にもらった「カゴカキダイ」だったと記憶しています。私はその黄金色に耀く魚体を見ていて、
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| ■ 第4章 餌付けと餌のお話 |
| ■好物は何?
海水魚の餌にも色々ありますね。人工の餌は、栄養の点なども考慮してあって、しっかりしたメーカーのものなら、安心して与えられます。「ドロマリン」などはとても良い餌ではないでしょうか?
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| ■ 第5章 メンテナンスのお話 |
| ■畳と何とか?
振り返ってみると、まったくお恥ずかしい話ですが、まあ、「笑い話」として読んで下さい。
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| ■ 第 6章 病気のお話 |
| ■硫酸銅と売薬
海水魚の2大疾病と言えば、白点病とウーディニウムです。私も全く悩まされたもので、一体何尾の魚を犠牲にしたことでしょう。それも薬の使い方を知らなくて…… |
| ■奇病「口中虫」
少し横道にそれて、寄生虫の話し2題を………… |
| ■奇病「眼頂虫」
これはアルバイト先で見た寄生虫です。 ![]()
後日譚:これもインターネットで知り合った「あつもり」さんという専門家から、「イカリムシ」という寄生虫であることを教えて戴いた。やはり仲間は「偉大」なのだ!
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| ■ 第7章 無くても良いが、あると助かる器具のお話 |
| ■プロティンスキマ
最近は、この器具のことをFFというんだそうです。とてもかっこいいですね。 |
| ■殺菌灯
私の仲間である採集・自作の大家H氏の持論は、 |
| ■ 第8章 海へ繰り出せ |
| ■情報の宝庫
昔は追いかけるのに必死で、魚の普段の行動などチットモ気にも留めなかったのですが、最近では「老い」の境地で、しばらく観察してから捕まえるようになりました。 |
| ■採集の手ほどき
海に行って、ただ観察するだけじゃツマラナイでしょ。だって、目の前をシマシマのお魚が泳いでいるんですヨ!大概の人は、 |
| ■道具の用意
まず、網を用意しましょう。簡単な網の作り方をご紹介しますので作ってみて下さい。 |
| ■時期は何時?
私が本格的採集活動に没頭するのが、大体6月の後半から、10月半ばにかけてです。この時期の大潮の日を選び、干潮の時間の少し前に磯に到着するように出かけてみて下さい。潮回りは釣り雑誌やスポーツ新聞に出ていますし、釣り道具屋さんにその年の潮時表がおいてありますから、そちらを参考にすると良いでしょう。
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| ■コツ
コツなんてものは、ホントはないのです。 とにかく丹念に潮溜まり(タイド・プール)を見て回りまししょう
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| ■防波堤も
採集のときは、防波堤も見て回りましょう。こちらはこちらで沢山の珍しい魚が採集できます。仲間の中には「防波堤派」または「岸壁派」と称する人たちが沢山いますが、彼らは毎年そういった場所だけで活動しています。「ヘーッ!?」と思うような魚を捕まえて飼っています。
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| ■仲間と出会う
磯に行ったら、きっと気が付くことがあるでしょう。同じようなことをしている人が沢山いるということに。 |