| ■ 第9章 こぼれ話(お魚編) |
| ■イソギンチャク、タベマスカ?
高校2年生の頃だったか、生物部の野外活動でM半島のA海岸という磯へ行ったことがあります。 ![]() やっぱり味噌汁みたいにして食べるのだ と思ったのだろうか? |
| ■調和水槽?
大学生の頃に採集したサザナミヤッコは、体長約2.5センチのまことに可愛らしいサイズでした。採集場所から大事に大事に連れて帰り、迷うことなく単独飼育のVIP待遇でお迎えしたのは言うまでもないことです。
![]() リーフタンクではバランスドアクアリウムだなんだと 喧しいが、調和水槽は昔からあったのだ。 このサザナミは餌やりなどほとんどしないで、 一冬を越した。 |
| ■ああ無情
私は「チョウチョウウオ」とか「ヤッコ」の類も好きなのですが、違う意味で好きな魚がいます。それはスズメダイの仲間で、とくにメタリックな輝きをもつスズメダイを見ると異常なほどに興奮してしまいます。
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95年だったか96年だったかに採集したメガネスズメは事故で亡くなった。「もう一度逢いたい!」と思っていたら、98年夏に、先にMさんが捕まえてしまった。「もう逢えないのかなぁ?」と諦めていたら、その1ヶ月後に採集できた。この時は、もう死ぬ程うれしかった。 |
| ■5ミリのクマノミ
学生時代に採集したクマノミの話をしましょう。
![]() とにかく可愛かったのだ!! |
| ■タイド・プールのツノダシ
ツノダシという魚は、私の経験では、防波堤や岸壁にくっついていることが多いように思います。私の採集スタイルは、ガバッと潜って採るというタイプではないので、この魚を採集するということはあまりありません。また海でよく見かけるサイズも、小型水槽には向いてないものが多いので、わざわざエネルギーを使ってまでして採集しようという気が起こらないのも事実です。 ![]() タイドプールには滅多にいない。 |
| ■爪楊枝サヨリちゃん
仲間といっしょにM半島の某磯に出かけた時のことです。季節は初夏、まだイシダイやアミメハギ、ナベカやシマハゼ、オヤビッチャやシマスズメ、ヤナギベラやキュウセンベラを、必死になって追いかけていた、採集を始めたばかりの頃の話です。 ![]() あはは、そのサンマ、いえ、マンマでしたね。 |
| ■私のおうちはカップ麺容器…ブリモドキ
「流れ藻」には沢山の魚が付きます。イシダイやイシガキダイの稚魚、アミモンガラにキヘリモンガラ、ツバメウオやマツダイもそうです。キハッソクも流れ藻に付きますね。シーズンになったら、防波堤や船着き場などを見て回ると面白いです。ちょっと長めの玉網を持って行きましょう。きっと珍しい魚を採集できることでしょう。
さて、急な斜面を二人して、
![]() プカプカと、底の抜けたカップ麺の容器の中にいた。 黄金色に輝く、美しい魚だった。 |
| ■サイコロ魚…ハコフグ
私が初めてハコフグを採集したのが、高校1年の時です。
![]() 英名をトランクフィッシュとかボックスフィッシュというが、 言い得て妙だ。 スローイーターなのでガサツなやつと一緒に飼うと 餌が行き渡らず、痩せて死んじゃう。 |
| ■口中虫に再会・・・また会いに来るよ
私が高校生の時分に採集したミノカサゴの口中には寄生虫がついていました。この寄生虫の正体は「タイノエ」という「虫」であるということは、つい最近になってインターネットの仲間から教えられたのですが、因縁というべきなのか、教えて頂いてから1週間ほど経ったある日に訪れた水族館で、私はなんとこのタイノエに再会してしまったのです。
某水族館を訪れた。 もちろん今度は撮るのを忘れなかった。そしてちゃんと収めてきた。
これが「口中虫」だ! |
| ■そこまでやる?
私には「とっておき」のタイド・プールが沢山あります。シマハギの幼魚を採ったプール、ホンソメワケベラの極小サイズを掬ったプール、採集を始めて最初にチョウチョを採ったプール・・・、数え上げたらキリがありません。私は採集に行くたびごとにそれらのプールを覗いて見ることにしています。 |
| ■お嬢ちゃんはチョウチョがお好き
数年前のシーズンはそこそこ豊漁で、くるぶし位や腰ほどの深さのタイド・プールでアケボノチョウチョウウオやシマハギ幼魚が採れたりと、私にとっては忘れられない年でありました。
![]() こんなバケツを下げてた女の子。元気でいるかしら? |
| ■標本
A君と私がやっていた「標本」作りの話しをしましょう。 |
| ■採集家失格
数年前のシーズン終り頃、S先生直伝の採集場所へA君と出かけたときのことです。
遠い南の島の話ではないのだ。こんな美しい魚が車で2,3時間の場所に居る! 日本は素晴らしい国だと思う。 |
| ■ゴキブリの雨
私が学生の頃にショップでアルバイトをしていたことは、もうすでにお話しましたね。その頃のお話です。 |
| ■2連球
2連球って知ってますか? ![]() これが2連球。矢印の方向に手の平で押すと、網の被せたボールを通って空気が出る。 今の時代、電車の中でこれを使ったら、相当怪しまれるに違いない。 |
| ■恐怖のマグネット・ボーイ
私が一番最初に手に入れたのは、今ではすっかり目にする機会の少なくなったステンレス枠の水槽です。たしか45センチのものだったと思いますが、当時高校生だった私にとって、お小遣いで買うにはそれがせいいっぱいの大きさでした。以降、A君の影響でどっぷりと海水魚の採集・飼育にハマっていった私の、記念すべき水槽第1号というわけです。
![]() 磁石がくっつくステンレスは安物と教わった。 これをポケットに忍ばせて、店員の目の届かないところでステンの枠に当ててみるワケ。 ヤなガキに見えたことだろう。 |
| ■飛びまぁす、飛びまぁス
私にとってトビウオの稚魚は、初夏を感じさせるものの一つです。
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何か良い方法ないですか? |
| ■お間抜けハリセンボン
岸壁採集の対象魚に「ハリセンボン」という魚がいます。皆さんよくご存じのとおり、フグの一種です。怒らせる(刺激する)と、体内に水を吸い込んで、大きく膨らみます。理科の教科書や図鑑などで、誰でも一度はあの膨らんだ姿を見た記憶があるでしょう?
![]() これくらいのヤツはまことに可愛らしい。 |
| ■我慢比べモンガラ採集
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これがツマジロ。
たまにはこんなモンガラも採れる。
これは見たことがない! |
学生の頃にK村さんという魚採りの名人と知り合い、夏の真っさかりに一緒に採集に行ったことがあります。
某半島の突端近くにあるその磯は、その地域特有のゴロタ石があまり見られなくて、タイド・プールもアチコチに出来る格好の採集場所でした。A君と私はK村さんとは別行動で、各々自作の網を手に、そこかしこの岩の割け目を覗いて回りました。 と、A君の、例によってすっとんきょうな声が聞こえてきました。彼は私に向かって、 「モンガラがいる!」 と叫んでいるのでした。 私がジャブジャブと水をかき分けて近寄って行くと、彼の指差す方向に、確かにモンガラらしきものが泳いでいます。でもそれはちょっと変わったモンガラでした。よくショップで目にするムラサメとはまったく異なった模様をしていたのです。二人は目で合図をすると、二手に分かれて追い詰めることにしました。 じわじわと、こちらの思うとおりに追い詰めて行ったとき、モンガラは私たちの殺気(?)に気が付いたのか、プィと方向を変えて、小さな岩穴に入り込んでしまいました。これは私たちの最も嫌なパターンです。二人はウーンと声をあげて、途方にくれてしまいました。彼らモンガラの類は、あの背中の刺を穴の中でピンと立て、「つっかい棒」にして出てこなくなってしまうからです。こうなると実にやっかいです。事実二人は、細い棒で穴の中をつついてみたりしたのですが、一向に事態は好転しませんでした。 でもあきらめるワケにはいきません。毎月の御小遣いだけで来れるような場所ではないのですから。そこで私たちは持久戦に持ち込むことにしました。穴の近くに二人で網を構えて、出てきたら蓋をしてしまい、モンガラの退路を断ってしまおうと考えたのです。 真夏の炎天下、二人は物も言わずに待ち構えました。じっと、じっと。たまにぴょこりと鼻先が見えたりするのですが、すぐに引っ込んでしまいます。キレそうになる気持ちを押さえつつ、待つことどれくらいだったでしょう?私たちの鼻の頭には大粒の汗が浮かんでいました。 と、 「今だ!」 そうA君が声を上げました。私たちはとっさに行動を起こしました。 穴に蓋をしたのは、A君だったか、それとも私だったか?もう良くは覚えていないのですが、とにかく穴から出てきたものの、隠れ場所を失ったモンガラは、いとも簡単に、もう一方の網の中に入ってくれたのです。私たちの作戦は見事に的中。粘ったかいがあったというものです。 さて捕まえたモンガラですが、体の上半分が緑がかった茶色、下半分は純白の「ツマジロモンガラ」という魚でした。 話が横道に逸れますが、こういうときのA君は実に頼りになります!図鑑を見ないでもほぼ100%の確率で名前を言い当てることができるのですから(言うまでもありませんが、飼育書やフィールド図鑑に出ている魚のレベルではありませんよ。そのくらいだったら、家の長男だって言い当てます。)!その点はあのお兄さんでさえ認めている筈です。私もいささか自信がある方ですが、こればっかりはかないません。私は今でも、ちょっとあやふやなときは、彼に「鑑定」してもらうことにしています。 さてツマジロモンガラですが、珊瑚礁域にすむ種類と比べたら実にシックで、少なくとも一般に「流通」している魚ではありませんので、私たちは大喜びしたものです。こういうちょっと珍しい魚が採れる、だから採集がやめられないということなのです。 私の気持ちわかりますか?うふふ。 |
| ■タコの怨念
磯採集の仲間には、いろんなパターンの人がいます。 |
| ■強者(つわもの) の雰囲気
あちこちのタイド・プールで採集に没頭していると、私の場合、まったく時間の観念がなくなってしまうときがあります。当然のことながら、お昼ごはんのことなど考えていません、お腹が空かないということもありますが、水から上がって食事をするというのが、ひどく面倒くさい行為に感じられてしまうからです。磯に行く前に、コンビニでそれらしきものを用意したりするのですが、それもコロッと忘れることさえあるくらいです。 |
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クィーンが「サザナミヤッコ」として紹介されている。「コ」の字がみえるだろうか? |
■ああ勘違い
ある晩夏の連休のことでした。私とA君が某島へ採集遠征に行った時の話です。 |
| ■保温はお湯?
ついこの間のこと、仲間と一緒に採集に行ってきたのですが、その時の車中で話題になったのが、 |
| ■だっちゅうの!
「チョウハン」という赤くて可愛いチョウチョウウオがおりまして、採集家の中には、 |
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「次は練馬あ〜」というギャグが分かるかな? |
■ハナハゼの怪
私の大好きな魚に、ハナハゼという魚がいます。 ![]()
ハナハゼは釣りで採集することができる。尾鰭の条が長くて、とても優雅だ。でも釣りで釣るサイズは小型水槽には向かない。これで小さいのが採れると良いのだけれど…。大きな水槽に沢山泳がせると、面白いと思う。 |
| ■石鹸魚「ヌノサラシ」
「ヌノサラシ」という変わった魚がいます。成魚で15センチほどの大きさになる中型のハタの仲間です。幼魚の頃は、真っ黒な全身に、顔から尾ヒレにかけて数条の黄色い縞が走ります。背ヒレにある真っ赤な斑紋がトテモ印象的な魚です。
![]() ヌノサラシの英名はsoapfish。 洋の東西を問わず、連想するところは同じなのだという好例。
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![]() ネオンゴビーによく似てるでしょ?ツンツン泳ぎが可愛らしい。 |
■ホンソメ行方不明の真相
他の採集家がどのようであるかは知りませんが、私は1年に1度はホンソメワケベラの稚魚を採集してきます。このベラは英名をバーバーフィッシュともいい、他の魚の体についた寄生虫を食べてくれることで大変に有名ですね。
さて私が感じた黒雲のような不安とは次のようなことでした。 |
| ■黒豆?サザナミフグ
成長すると30センチにはなろうかというサザナミフグ。初夏から盛夏にかけて、私たちはこの魚の稚魚を、岸壁などで容易に採集することができます。 |
上から順に、 |
■ヨスジハゼ
サツキハゼという、灰色に黒い縞が入った(ちょうど同志社大のラグジャの配色のような感じです)、地味なんだけどトテモ味わいのあるハゼがいます。シーズン中なら、漁港の岸壁から足下を眺めてご覧なさい。水面近くに群れで沢山いるのを見つけることができるでしょう。目の細かい網で追い込めば、簡単に掬うことができますよ。 |
| ■お粗末!防波堤採集
防波堤採集というと、私の場合「流藻採集」がメインになってしまいます。水面に漂う海藻や枯葉の陰に身を潜めている魚を掬うという手法で、これはこれでなかなかに面白いものがあります。ところが専ら防波堤採集だけを行うという人もいらっしゃいます。彼らの特徴はまず道具の凄さです。もう、工夫の凝らし方が尋常じゃありません。大人がスッポリと入ってしまうような網、応援団の団旗用の長い柄の網、そして奇抜な網・・・。数え上げたらキリがないでしょう。道具を見ているだけでも感心してしまいます。 |
| ■謎の物体X
今日は「謎の物体X」ついて、ふたつほどお話しましょう。 |
| ■無痛の怪我
海に漬かって採集をしていると、たまに変な魚を見かけることがありますね。「変な」というのは、変わった種類ということではなく、「奇態な」と表現した方が良いかもしれません。それは、怪我をした魚たちです。あなたが採集家でなくとも、海水浴などで一度はそんな魚を目撃したことがあるでしょう?もしあなたが採集家であるならば、目指す魚を追い掛けているときに、フッと視界をよぎる、傷ついた魚を見たことがあるはずです。
![]() こんなサザナミを何かの映像で見た記憶がある。尾鰭がないのだ。 どこかの水族館の紹介ビデオだったかなぁ?よく憶えてないや。 ケガではなくて、おそらくは奇形なんだと思うネ。 |
| ■Xの正体? |
つい先週末(98年12月4日)のことですが、なな、なんと「謎の物体X」を採集してしまいました!これは因縁と言うべきなのか、それとも…? ![]()
どうも最近物忘れがはげしくて困る。老化現象かな?まぁでもこんな感じだった。当たらずとも遠からず。大きさは3mmくらいで、上下にヒョコヒョコ泳いでいた。これが光線の具合で光るようだ。防波堤の上から見たらコバルトブルーだったが、ビニール袋に入れて透かして見たら虹色に輝いていた。海ホタルはもっとミジンコっぽかったから、違う奴だと思うんだけど。駄目だ、自信がない…。 |
| ■防波堤ギャラリー
磯採集ではあまり経験がないのですが、防波堤採集のときにギャラリーに囲まれることがよくあります。
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| ■不思議な「透明キュウリ」
今回も魚の話ではありません。またもや謎の生き物の話です。興味のない方は、お引き取りくださいますよう。あはは。
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なんとも変なクラゲだ。透明な体にイボイボが付いてて、見るからにエッチ。コードを付けたら大人のオモチャになっちゃう。こんなの採集して喜んでるんだからやっぱり私たちは変人かな?さてまじめな話に戻ろう。体長は5センチ、直径は2センチほど。意外と固くて、手のひらに載せてもデレンとすることはなかった。図鑑によると群体性らしいが、そんなに沢山いるようには見えなかった。「はぐれ」だったのかもしれない。中央に赤く見えるのは「種子」のようなもの。いったい何なのだろう? |
変なやつ!どう見たってクセモノだ! |
■忍者!ハナオコゼ
今シーズン最後の採集でGetしたハナオコゼ。生態がトテモ面白いので、我が家での暮らしぶりをご紹介します。 |
| ■イロブダイが笑った
キンチャクダイの仲間には、成魚と幼魚では体の模様がまったく異なってしまうものがいます。これは皆さんもよくご存知ですね。代表的なところではサザナミヤッコやタテジマキンチャクダイなんかがそうですね。ところが、ベラやブダイにも同様のものが沢山いて、とりわけイロブダイなんかはその典型であると言えるでしょう。そして、どの場合でも共通して言えることは、
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そしてお腹を見せて逃げて行った。 |
| ■謎の物体Y
「謎の物体」シリーズ。Xの次は「Y」です。 ![]()
一つの穴には一つしかいないらしい。ヒョイッと出てきて周囲をまさぐり、ヒョイッと隠れる。これが一瞬の早業。これをしょっちゅう繰り返している。一つの岩に無数に入っているらしくて、あっちこっちで同じことをやってる。一度この岩を叩き割って正体を見極めようとしてみたのだけれど、怖くなってヤメた。感じとしてはエビ、カニ、シャコの類だね、こりゃ。ハサミがY型、だから「Y」。 |
| 後日譚 Yの正体---------- 2005年の春のこと。国立科学博物館の武田正倫先生とご一緒する機会に恵まれ、これ幸いと概略上記のお話をしましたところ、 「最近になってわかったことなのですが、それはテッポウエビの仲間ですね。」 との回答をいただきました。アンテナ状のものは、ハサミ脚の次に長い脚なのだとか。となると、次に気になるのはその全体像ですが、残念なことに仕事に取り掛からねばならず、本件についての話題はチョン。でもまあ御安心ください。コヤツを専門に調べている先生もいらっしゃるそうで、案外近いうちにお目にかかれることでしょう。 それはともかく、 「しかしまあ、さとうさんもよく気がつきましたね。というか、ふつうそこまで一生懸命には観察しませんよ。」 と感心されたのには弱りました。だってボク、ヒマに飽かせて観察してただけなんだモン。 (2005.04.26) |
| ■懐かしの夢「素晴らしい世界旅行」
唐突ですが、私の正体は普通の会社に勤める普通のサラリーマンです。普通と言っては少し語弊がありますね。かなりな「落ちこぼれサラリーマン」というのがその実体です。毎朝満員電車に揺られ、片道2時間近くをかけてイヤーな会社に出勤です。たまには袖擦りあう人と喧嘩をしてみたり、うっかり一駅乗り過ごしてみたり・・・ |
![]() 採集した魚も可愛いものだが、一目惚れでgetしたものとか、敢えて購入した病魚なんかも「思い入れ」があるんだよね。 |
■お客様は神様?
私は採集家でありますから、当然水槽の中には沢山の採集魚が泳いでいることになります。では100%採って来た魚ばかりなのかと申しますと、必ずしもそうではありません。私には「チビ助大好き」という一面がありますから、ショップで極小サイズのヤッコ(といっても高価なものではありませんよ。ソメワケやアブラといった、ごくごく普通のヤッコです)などを見つけると、いつもの優柔不断さはどこへやら、迷うことなく |
![]() カラー写真がなくっても、読みようによっては情報満載の本になる。問題は読む人の想像力だ。 |
■奇書発掘
採集家にとってはまことに「気になる本」を見つけてきました。今夜はその本の話をいたしましょう。 |
| ■ヒシガタウオ |
かつては「バショウハギ」とか「ライデンハギ」とも呼ばれた魚のことをご存知ですか?ご存知ない?では私が98年に採集したときの顛末を最後までお読みください。
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| ■忍者フグを食らう
曲者「ハナオコゼ」の近況報告です。
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| ■クナノニ欲しいの!
もう随分昔の話になりますが・・・。 |
| ■昔の名前で呼ばないで
私には長い間納得の行かないことがありました。それは、
このパターンで行くとキンチャクダイが好例で、その昔幼魚を採集した学者が、それを新種「ハクセンキンチャクダイ」として世に紹介しようとしてしまった・・・という逸話があるそうです。 |
| ■振出しに戻る
磯採集対象魚の代表格は、シマスズメやオヤビッチャなどのスズメダイですね。採集を楽しむ方なら誰でも一度は採集したことがあるはずです。そして大きくなりすぎて、海に返しちゃったり・・・なんて経験もね。 |
| ■ストライパーの不思議 ストライパーという語があるかどうかは知りませんが、縞々の魚のお話をしましょう。といっても、縦縞・横縞の話じゃありません。ご安心ください。「物知り」の皆さんにそんなお話をするほど野暮ではゴザイマセン。実は採集した縞々の魚が面白い行動を示しましたので、ちょっとばかりご紹介しようと思いまして。 そのお魚の名は「コガシラベラ」。これがまさに縞々魚で、関東以南では普通に採集できる魚です。派手さはないものの、飼育も容易なベラですが、この魚については、私なりに、 (コイツは変わったベラだなぁ) と思っている点が二つほどあります。それは、まず砂の中に潜って寝るという、多くのベラが持つ習慣がありません。大概は岩に空いた小さな穴に入って寝ます。次に容貌。他のベラのように顔つきがスラッとしておりません。なんて表現したらいいんだろう?ま、いいや。すいません、図鑑などで確認してください。 流線形の体型をした魚は、多くが縦縞をしております。これらの魚は縦縞をしていることで捕食魚の目を欺くのだという説があります。そう言われてみれば、私たちの採集活動でも気がつく点がありますね。それらの魚がすばやく目の前を通り過ぎても、残像が不明瞭なことってよくあるではないですか? 反対にそれが目印になるということもありますね。ホンソメワケベラ、カリブのネオン・ゴビーの例がそれで、縞模様が、 (オイラはクリーナーなのさ!) というサインになってて、掃除をしてもらいたい魚が寄ってくるというワケ。 さて去年の秋口に採集したコガシラベラですが、私はこれをリーフ・タンクに入れて観察行為を楽しんでおりました。死滅回遊で流れ付いたものは体長2センチ程度ですから、小さいままで長いこと楽しめますし(事実もう4ヶ月も経つのに大きさがほとんど変わらない!)、前にも述べたように砂に潜る習性がないので、底砂があってもほじくり返すような悪さをしないのです。 ある日のことです。その数日前から、めったに病気の出ないリーフ・タンクのクマノミが白点病にかかりました。まさかに薬は使えませんし、大概は自然治癒するのが常ですから、私はクマ君をそのまま放っておくことにしました。ところが今回はなかなか治らない。やがて1週間が経とうとし、彼の体は粉でもまぶしたように白いものが付いていました。調子が悪いのでしょう、寝床であるウミキノコの触手の中にいる時間が多くなっています。 そんな時でした、脇をコガシラベラが過ぎようとすると、クマノミはコガシラベラの行く手に体を投げ出し、「お掃除してちょーだい」ポーズをとったのです。そしてコガシラベラもその意を察してか、なな、なんとクリーナー行為を始めたのであります!テレビや、ご自分の水槽でご覧になったことがあるでしょう、ホンソメワケベラのあの行動を?まったくあれと同じことを、コガシラベラが行っているのです。 ホンソメワケベラとコガシラベラ、ちょっと見には似てなくはないけど、よく見りゃ全然違う魚。共通点といえばストライパーということくらい。でも、こういうことってあるんですね。いやホント不思議。 さてさて彼のクマノミですが、コガシラ君の頑張りが効いたのでしょう。元気に回復いたしました。 そしてそしてもうひとつオマケの不思議。クマノミの白点が治ってからのコガシラベラは、普通の「コガシラベラ」に戻ってしまったのでありました
![]()
このデンで行くと、ムスメベラも同様かも知れない。 ハタタテダイも似た行動をするって知ってた? |
| ■ネバー・ランドのホンソメ君
初夏に現れるスズメダイのうち、最も美しい部類に入るものとして「ミヤコキセンスズメダイ」が挙げられます。
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捕まえた時はきれいなんだけどね…。 |
| ■あの感激は忘れない
我が採集シーズンがついこの間終わったばかりだというのに、年が明けやがて桜の話題を耳にするようになったりすると、何だかこう体がウズウズしてくるというか、 |